※本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト)を含みます

先日、強度行動障害支援者養成研修(基礎研修)の修了証をもらうための研修に参加してきました。座学が中心の研修でしたが、その中で紹介されていた本の中に、放課後等デイサービスの現場ですぐに活かせそうなものがあったので、3冊まとめてご紹介します。

1冊目:『氷山モデル・ABC分析 シートの書き方・活かし方』

自閉症・知的障害のある方の支援でよく使われる「氷山モデル」と「ABC分析」について、シートの書き方から実際の活かし方までをまとめた1冊です。課題解決やポジティブな支援に使える例が42例載っています。

個人的にありがたかったのは、社員ではないパートさんへのアドバイスや、パートさんへの伝え方まで書かれている点。現場はパートさんやアルバイトさんと一緒に支援することも多いので、そこに触れてくれているのは実用的だなと感じました。

購入した人の意見を見ても、アセスメントの進め方や対応のアイデアがわかりやすいという声が多く、また支援が難しい深刻な状態像であっても、どこか愛嬌のあるキャラクターとしてイラストで表現されている点を評価する声もありました。

私自身もこの本を通して、子どもの行動をどう捉えるかという視点を新しく知ることができました。行動そのものだけでなく、その背景にあるものを考えることで、より具体的な支援につなげられるようになったと感じています。

『氷山モデル・ABC分析 シートの書き方・活かし方』をAmazonで見る

2冊目:『行動障害支援に役立つアイデア集』

パニック・こだわり・衝動など、行動障害支援の現場で「どうすればいいの?」と悩みがちな場面への対応アイデアを65例まとめた本です。1冊目と同じく、著者自身が現場で経験したことを絵と文で紹介するスタイルで、1つの事例が1ページで完結しているので、休憩時間などのすき間時間にも読みやすいのが魅力です。

購入した人の意見を見ても、生活支援員として現場に立ち始めたばかりの方から「最高の一冊」という声が多く、職場では教えてもらえないような対応のコツが書かれている点が評価されていました。自閉症の方への関わり方が具体的でわかりやすいという声や、対応・環境設定・支援の基本を一から学べるので、将来指導する立場になったときにも役立つという声もありました。

『行動障害支援に役立つアイデア集』をAmazonで見る

3冊目:『自閉症児・者のための自立課題アイデア集』

TEACCHプログラムに基づいた自立課題(子どもが1人で取り組めるワーク)のアイデアを95例紹介している本です。こちらは前の2冊と違って写真中心の構成で、ハンガーとピンチ、トランプ、洗濯ばさみなど、100均などの身近な材料で揃えられる教材ばかりなのがポイント。「これなら明日からでも真似できそう」と思えるものが多かったです。

購入した人の意見を見ても、何もないところから自立課題を作る際にちょうどいい本だという声や、エビデンスに基づいた解説と、失敗しやすいポイントまで丁寧に書かれている点を評価する声がありました。しっかりとしたアセスメントの上で作られた教材が並んでおり、言葉がなくても、知的発達がゆっくりな方でも没頭して取り組める課題ばかりだという感想も。個別支援会議でこの本をもとにアイデアを膨らませたという声もあり、支援者にとって刺激になる1冊のようです。なお、この本は好評につき第二作も出版されています。

『自閉症児・者のための自立課題アイデア集』をAmazonで見る

まとめ

3冊とも中央法規から出ている本で、どれも「明日から現場で使える」を意識した内容だと感じました。特に1冊目と2冊目は1事例1ページの構成なので、支援の合間に少しずつ読み進められるのもありがたいポイントです。まだまだ自閉症・行動障害への理解が浸透しきっていない現場も多い中で、こうした本が支援者の助けになってくれると感じます。

ABOUT ME
nmnm0429
はじめまして、みーです。 放課後等デイサービスで働きながら、農福連携の活動として屋上で野菜づくりにも取り組んでいます。 小学生の頃に不登校を経験し、その後も転職や仕事、人間関係など、たくさんの遠回りをしてきました。 このブログでは、不登校の経験、放課後等デイサービスでの仕事、農福連携、保育士資格への挑戦、そして日々の学びを発信しています。 同じように悩んでいる誰かが、「自分だけじゃない」と思えるきっかけになれたら嬉しいです。