【小学生編①】小学1年生、学校へ行けなくなった日

「学校に行きたくない。」
そう思うようになったのは、小学1年生の頃でした。
入学式には行くことができました。
新しいランドセルを背負い、新しい教室に入り、「明日から学校が始まるんだ」と思っていたことを覚えています。
でも、その翌日から学校へ行くことができませんでした。
朝になると、不安が一気に押し寄せてきました。
「逃げたい。でも逃げられない。」

そんな気持ちでいっぱいでした。
学校へ行かなければいけないことは分かっているのに、体はまったく動いてくれませんでした。
ずっと怯えていて、吐きそうな気持ちでした。
どうしたらいいのか分からず、家の中を何度も走り回っていました。
朝、目が覚めた瞬間から思ったのは、
「もう無理だ。」
という気持ちでした。
不安がどんどん迫ってきて、「逃げられない」と感じていました。
学校へ行かなければいけないことは分かっているのに、体は動いてくれませんでした。
当時の私は、自分でも「どうしてこんなふうになるんだろう」と分かりませんでした。
母からは、
「なんで周りの子と同じようにできないの?」
と言われたこともありました。
私は何度も「ごめんなさい」と謝りました。
でも、自分でも理由は分かりませんでした。
どうして学校へ行けないのか。
どうして体が動かないのか。
一番知りたかったのは、自分自身だったのかもしれません。
周りの友達は毎日学校へ行っているのに、自分だけが行けない。
そんな自分が情けなくて、「なんで自分だけ…」と思う毎日でした。
学校へ行けない日が続くにつれて、「もう学校には戻れないんじゃないか」という気持ちも大きくなっていきました。
あの頃の私は、「学校へ行けない自分はダメなんだ」と思っていました。
でも、大人になった今だから分かることがあります。
あのときの私は、サボっていたわけでも、甘えていたわけでもありませんでした。
一生懸命、学校へ行こうとしていました。
ただ、それができないほど苦しかっただけなんです。
それでも、少しずつ学校へ行ける日が増え、1年生の終わり頃には以前よりも登校できるようになっていました。

「このまま普通に学校へ通えるかもしれない。」
そう思い始めていました。
しかし、小学3年生のとき、ある出来事をきっかけに、私は再び学校へ行けなくなってしまいます。
次回は、小学3年生で再び不登校になった、そのきっかけについてお話しします。